フッ素塗布について
本院では、虫歯予防の一環として、フッ素塗布を行っています。
虫歯の原因菌が出す酸などによって、歯の表面にあるエナメル質のカルシウムやリンが溶けてしまいます。通常は、唾液が溶けてしまったエナメル質を元に戻す働き(再石灰化)をします。この再石灰化を促進させるのがフッ素塗布になります。再石灰化が促進されることで、虫歯になりにくい歯を作ることができます。
フッ素塗布は定期的に行っていただくことをお勧めしていますが、フッ素入りの歯磨き剤や、フッ素入りのうがい薬等を合わせて日常的にご使用いただくことで、より虫歯になりにくい歯を作ることができます。本院では、より効果の期待できる、フッ素イオン導入法を用いています。歯列の大きさに合わせたトレーで上顎下顎各3分でフッ素を効率よくイオン導入で浸透させます。